糖尿病治療DIABETES MELLITUS

糖尿病とは?

糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが相対的あるいは絶対的に不足し、“血液中に糖分が余っている”=“高血糖”になる病気です。私たちにとって糖分は大切なエネルギー源の一つです。しかし、体内でインスリンが不足している状態では糖分をエネルギーとしてうまく使うことができません。高血糖の状態が長期間続くことで、糖尿病固有の合併症3つ(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害)及び動脈硬化性疾患3つ(狭心症/心筋梗塞、脳梗塞、下肢動脈硬化症/下肢壊疽)をはじめ、特定の癌の罹患率上昇や認知機能低下等、様々な合併症を来します。

糖尿病の症状

糖尿病の自覚症状には、高血糖によるものと、それに併発した合併症によるものがあります。
しかし、糖尿病の症状は気付きにくく、多少血糖値が高いくらいでは全く症状のない人がほとんどです。ただ、その程度の高血糖でも合併症は着実に発症・進行していきます。「症状がないから大丈夫」なのではなく、症状があれば血糖値はかなり高くなっているということです。

糖尿病の可能性がある主な症状
  1. この頃太ってきた もしくは 食べても痩せていく
  2. 甘いものが急にほしくなる
  3. とても喉が渇く
  4. 頻尿(おしっこの回数が多い)、また量が多い
  5. 尿のにおいが気になる
  6. 尿が出にくい
  7. 残尿感がある
  8. 全身がだるく、疲れやすい
  9. 肌がかさつく(乾燥気味)、かゆい
  10. 下腹部がかゆい
  11. 手足がしびれる
  12. 視力が落ちてきた
  13. 立ち眩みがする
  14. 足がむくむ
  15. 火傷や怪我の痛みを感じない

糖尿病の検査

当院では、下記の検査を当日実施し、当日結果を聞くことが可能です。
  1. 尿糖や尿蛋白の有無(尿定性検査)
  2. 血糖値の測定
  3. ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)測定
  4. 血清クレアチニン濃度の測定(腎臓の機能検査)
  5. 尿微量アルブミン、尿蛋白濃度の測定(腎臓の機能検査)
  6. 感覚障害の検査(神経障害の検査)
  7. 振動覚の検査(神経障害の検査)
  8. RR間隔変動係数(自律神経障害の検査)
  9. 足関節/上腕インデックス検査(ABI:動脈硬化の検査)
  10. 心電図
その他、下記検査も当日実施することが可能です。
  1. インスリン分泌能検査(自己のインスリンの分泌能を評価します)
  2. 膵島関連自己抗体検査
  3. 骨密度検査
  4. 各種感染症検査
  5. がん検診
  6. がんリスク検査(自由診療)

HbA1cについて

赤血球の中にあるヘモグロビン(血色素)のうち、ブドウ糖と結合している特殊なヘモグロビン(グリコヘモグロビン)の割合をパーセントで表した指標です。過去1〜2カ月間の血糖コントロールとよく関係し、ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高ければ、その時点の血糖値が正常だとしても、1〜2カ月間は血糖値が高い状態が続いていたことになります。
健康な人のHbA1cは4.6〜6.2%です。糖尿病でも、低血糖(血糖値の上下動と薬の効果が噛み合わず血糖値が異常に低くなる状態)を起こさずHbA1cを7%未満に維持できれば、合併症が起きにくいことがわかっています。

糖尿病の治療

食事療法

食事療法は糖尿病治療の根幹です。
1日3食の規則正しい食事摂取が難しい、外食が多い、ついつい食べすぎ・飲みすぎてしまうなど、様々な事情で規則正しい食生活を送ることが難しいことがあると思います。
当院では個々人の事情に寄り添った食事療法を提案します。
問診で食生活を詳しく把握し、個々人の事情に寄り添った食事療法を提案、実践・維持のサポートをさせていただきます。
食生活でなんとなく気になっていることや疑問に思っていることなど、お気軽にご相談ください。

運動療法

運動療法は、食事療法、薬物療法と並んで、糖尿病治療の有力な手段です。とくに、日本人の糖尿病の 95% を占める、2型糖尿病の患者さんで、血糖コントロールが安定している人の場合は、食事療法とともに運動療法を行うと、血糖が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善され、さらには、動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があることが実証されています。
しかし、進行した合併症がある時には、運動がかえって病状を悪化させることもあります。何をどの程度行うのが効果的なのかを正しく理解し、適度な運動を上手に生活に取り入れて、糖尿病をよくし、快適な毎日に変えていきましょう。

薬物療法

糖尿病の薬物療法には、飲み薬(経口血糖降下薬)による治療と注射製剤(インスリン製剤とGLP-1アナログ製剤)による治療があります。使用薬剤の選択は、個人個人の体質や合併症の程度にあわせて千差万別です。
1型糖尿病では原則、インスリン製剤での治療を行います(一部の経口血糖降下薬を併用することもあります)。
2型糖尿病では食事療法や運動療法で改善されない時に、経口血糖降下薬や注射製剤(インスリン製剤やGLP-1アナログ製剤)での治療を行います。個々人の病態に合わせて治療薬を選択していきます。

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